テクマトリックス株式会社の要点
- 北米由来の高度なIT基盤製品、特定市場向けアプリケーション・SaaS、医療教育向けデジタルプラットフォームで企業のデジタル化を支援。売上64.9億円(FY2025年度)。
- 従業員1,700名強の成長企業。FY2025年度売上+21.6% YoY、営業利益+16.7% YoY。
- セキュリティ・SaaS・医療教育向けビジネスへの重点化により、高成長・高利益化を目指す。FY2026年度売上88億円(+35.5% YoY)目標。
- Firmus買収(FY2025)による東南アジア展開、生成AI活用製品開発の本格化により、グローバル・イノベーション志向の企業。
- 新規事業フェーズでの裁量ある仕事、スケールアップの当事者経験が積める環境。
会社の要約
北米IT製品・セキュリティ・医療教育SaaSで急拡大する中堅ITサービス企業
北米由来の高度なITインフラ製品・セキュリティソリューション、医療・教育向けSaaS/アプリケーション開発を手がける企業。FY2025売上648億円(前年比+21.6%)・営業利益率10.3%で高成長を持続。Firmus買収によるセキュリティ強化とASEAN展開、生成AI組み込み製品の開発、医療SaaS(NOBORI)・教育SaaS(ツムギノ)の拡大を戦略に、FY2026売上目標+35.5%の積極的な成長ロードマップを掲げている。
会社は何の事業をやっているのか
北米IT製品販売を基盤に、医療・教育SaaS事業を並行展開し、セキュリティ・AI・海外展開で事業領域を拡大する。
情報基盤事業の顧客ネットワークがアプリ・医療事業へのクロスセル土台となり、セキュリティ技術が医療・教育分野での信頼性を高める。
01情報基盤事業
売上構成比 undefined% undefined% YoY
◼ この事業で働くと
- 募集中の職種:プリセールスエンジニア、セキュリティエンジニア、クラウドアーキテクト、ネットワークエンジニア
- 採用の勢い:◎ セキュリティ売上30%以上という中計目標に向け、セキュリティ人材を積極採用中
- 組織フェーズ:拡大中。Firmus買収によるセキュリティ強化、ASEAN市場開拓で拡大投資フェーズ
- 働き方:顧客のITインフラ課題の診断・提案・設計・実装を担当するプリセールス型
どんな仕事か 北米の高度なITインフラ製品・ネットワーク・ストレージ・セキュリティソリューションを日本市場および東南アジア市場に展開する。Firmus統合によるセキュリティ機能の強化と、クラウド統合・運用監視サービスの提供も担っている。
誰を相手にするか 日本国内の大手・中堅企業のITインフラ担当者を中心に、東南アジア市場の企業にも積極展開中
入社したら何をするか 北米IT製品について深い技術知識を持ち、顧客の課題に合わせたソリューション提案から、導入・設計・運用サポートまでを担当。セキュリティ・クラウド・ネットワークの各専門領域でベンダー認定資格を取得しながらスキルを磨ける。
02アプリケーション・サービス事業
売上構成比 undefined% undefined% YoY
◼ この事業で働くと
- 募集中の職種:SaaSエンジニア、QAエンジニア、プロダクトマネージャー、AIエンジニア
- 採用の勢い:○ SaaS売上比率50%以上目標に向けた製品開発人材の需要が拡大
- 組織フェーズ:拡大中。生成AI活用・SaaS拡大という中計目標に向けて拡大中
- 働き方:プロダクト開発・品質保証・AI組み込みを通じた顧客価値向上
どんな仕事か CRM・ソフトウェア品質保証(テストツール)・ビジネスソリューションなど、特定業務・市場向けの高付加価値アプリケーションとSaaSを開発・提供。生成AIを既存製品に組み込むことで競争力を高める取り組みも進んでいる。
誰を相手にするか ソフトウェア品質管理を重視するIT企業や、CRMで顧客管理を高度化したい大手企業が主要顧客
入社したら何をするか SaaSプロダクトの機能開発・品質保証・生成AI技術の組み込みを担当。テストツール分野ではQAエンジニアとして専門性を磨きながら、顧客のソフトウェア品質向上を技術面から支援できる。
03医療システム事業
売上構成比 undefined% undefined% YoY
◼ この事業で働くと
- 募集中の職種:医療ITエンジニア、SaaSプロダクトマネージャー、教育テックエンジニア
- 採用の勢い:○ 医療SaaS(NOBORI)・教育プラットフォーム(ツムギノ)の顧客拡大に向け人材育成中
- 組織フェーズ:拡大中。SaaS事業化・スケールを中計の重点テーマとして設定し育成投資フェーズ
- 働き方:医療・教育という社会インパクトの大きい領域でのプロダクト開発・拡大
どんな仕事か 医療情報インフラ(NOBORI:クラウド画像診断サービス)と遠隔病理プラットフォーム、教育向けクラウド校務支援システム(ツムギノ)を開発・提供。医療・教育分野のデジタル化需要を取り込み、SaaSとして展開するモデルを確立。
誰を相手にするか 病院・クリニックなどの医療機関(NOBORI)と、公立・私立学校(ツムギノ)がメインターゲット。ベネッセとの提携を通じた教育市場への浸透も進めている。
入社したら何をするか 医療・教育という社会インパクトの大きい領域でSaaSプロダクトを育てる。機能強化・顧客拡大・パートナー連携を担当。NOBORIの医療画像データやツムギノの校務データを扱うため、高い信頼性と専門的なドメイン知識が求められるやりがいのある仕事。
3つの事業を比べる
|
情報基盤事業 |
アプリケーション・サービス事業 |
医療システム事業 |
| 仕事のタイプ |
製品提案・プリセールス・導入支援 |
SaaS開発・QA・AI組み込み |
医療/教育プロダクト開発・展開 |
| 成長率 |
セキュリティ領域が高成長(M&A込み) |
SaaS比率拡大が中計目標 |
SaaS事業化・スケール段階 |
| 組織フェーズ |
拡大中(ASEAN展開・セキュリティ強化) |
拡大中(AI活用・SaaS化推進) |
育成拡大中(パートナー連携強化) |
| 採用の勢い |
◎ 積極採用 |
○ 中程度 |
○ 中程度 |
| 特に多い職種 |
セキュリティ・クラウド・ネットワークエンジニア |
SaaSエンジニア・QAエンジニア・PM |
医療IT・教育テックエンジニア |
出典:テクマトリックス 有価証券報告書(2025年3月期)、中期経営計画(2024-2026)、決算短信
どんな相手に、どんな仕事をしているのか
Leading Japanese companies across industries rely on this company to deliver essential services.
上場企業として個別顧客名の開示がないため、代表事例の詳細は限定的です。
この顧客層と働くことで得られるもの
Understanding customer-centric thinking and enterprise relationships.
今後の戦略
決算説明資料に基づく
01グローバルセキュリティ・インフラビジネスの拡大
あなたに関係するポイント
- 新卒にとって:Growth opportunity for new professionals
- 中途にとって:Leverages existing expertise
何をしようとしているのか
Strategic business initiative to strengthen market position and accelerate growth.
02生成AI活用による製品・サービス競争力強化
あなたに関係するポイント
- 新卒にとって:Growth opportunity for new professionals
- 中途にとって:Leverages existing expertise
何をしようとしているのか
Strategic business initiative to strengthen market position and accelerate growth.
03医療・教育向けSaaS事業の事業化・スケール
あなたに関係するポイント
- 新卒にとって:Growth opportunity for new professionals
- 中途にとって:Leverages existing expertise
何をしようとしているのか
Strategic business initiative to strengthen market position and accelerate growth.
04特定業務・市場向けアプリケーション高度化
あなたに関係するポイント
- 新卒にとって:Growth opportunity for new professionals
- 中途にとって:Leverages existing expertise
何をしようとしているのか
Strategic business initiative to strengthen market position and accelerate growth.
05スタートアップM&Aによる海外・新領域展開
あなたに関係するポイント
- 新卒にとって:Growth opportunity for new professionals
- 中途にとって:Leverages existing expertise
何をしようとしているのか
Strategic business initiative to strengthen market position and accelerate growth.
なぜその方向に進むのか
業績と働く環境
今の勢い
売上648億円・前年比+21.6%の高成長継続。5大戦略への投資でFY2026の+35.5%成長を目指す積極フェーズ
- 売上高(FY2025): 648億円(前年比 +21.6%)(2025年3月期)
情報基盤・アプリ・医療の三事業が揃って成長し、グループ全体として高い成長率を維持
- 営業利益率(FY2025): 10.3%(2025年3月期)
成長投資フェーズながら二桁の営業利益率を維持しており、収益性と成長性を両立
- FY2026売上目標成長率: 35.5%(中期計画(FY2026目標))
セキュリティ・AI・医療SaaS・海外への同時投資による積極的な成長ロードマップを公式に設定
働く環境のリアル
人は定着しているか
- 平均勤続年数: 8.5年(情報サービス業の平均勤続年数(約10〜12年)をやや下回るが、成長企業としての流動性を踏まえると標準的)
M&A・新規事業展開が活発な成長企業として、一定の人材流動性を保ちながらも基盤が安定していることを示す
- 平均年齢: 37.9歳(情報サービス業の業界平均と同程度の年齢構成)
中堅層が中心の組織構成で、若手から中堅まで幅広い年齢層が活躍していると推定される
有報記載の平均勤続年数8.5年(単体、2025年3月期)は情報サービス業の業界平均よりやや短い水準。M&A・新規事業展開が活発な成長企業として一定の流動性がある一方で、専門性を評価する文化のもとで長期在籍する人材も多いと考えられる。
人は成長できるか
- FY2026売上成長目標: +35.5%%(情報サービス業の平均成長率(3〜5%)を大きく上回る高成長目標)
積極的な成長投資のもとで組織規模の拡大が続いており、採用・育成への継続投資が見込まれる
中期経営計画でFY2026売上+35.5%という積極的な成長目標を設定しており、セキュリティ・AI・SaaS・海外の各領域で専門人材の採用・育成が加速していると考えられる。成長企業特有のスピード感のなかで、早期に裁量を持ちながらキャリアを築きたい人材に向いている。
多様な人が活躍しているか
- 多様性指標: 非開示%(情報サービス業界平均との比較不可)
有報・決算資料からは詳細な多様性指標が確認できなかった
公開資料の範囲では女性管理職比率や男女賃金差異など詳細な多様性指標は確認できなかった。採用選考の場で直接確認することを推奨する。
働き方と報酬
- 平均年間給与: 832万円(情報サービス業の業界平均(約500〜550万円)を大きく上回る水準。成長企業として高い専門性が処遇に反映されている。)
- その他: セキュリティ・AI・医療SaaS・海外展開という複数の専門領域があり、希望のキャリアパスに応じた働き方が選べる。グローバルベンダーとの認定資格取得支援が行われていると推定される。
有価証券報告書記載の全従業員平均であり、職種・等級・年齢別の分布は開示されていません
この会社が人に投資している先
セキュリティ・AI・医療SaaS・海外M&Aという4方向への積極投資を通じて、専門人材の採用・育成と組織能力の底上げを同時に進めている
- Firmus(セキュリティスタートアップ)をグループに統合し、セキュリティ事業の技術力と人材を強化
- ベネッセとの提携を通じた教育SaaS(ツムギノ)の市場展開加速。大手パートナーとのアライアンスで人材・リソースを補完
新卒にとって: 高成長企業として採用枠が拡大傾向にある。どの専門領域(セキュリティ・AI・医療SaaS・海外)に関与したいかを整理してから選考に臨むとよい 中途にとって: M&A後の事業統合・新領域立ち上げにおける即戦力の需要が高い。希望する専門領域での活躍机会について選考時に具体的に確認することを推奨する
この会社で働くということ
「次世代BPOプラットフォーム開発で、クラウド技術とプロセス自動化の両面をスケーリングできる環境。」
仕事のリアル
クラウドインフラエンジニアの場合
AWS・Azure上でのクラウドプラットフォーム基盤構築と運用最適化に従事。数万社の顧客データ処理を支える スケーラブルなシステムアーキテクチャを設計・実装し、コスト管理・セキュリティ・高可用性のバランスを取る責任ある役割。
アプリケーション開発チーム、セキュリティチーム、顧客企業の IT 部門
BPO プラットフォーム開発エンジニアの場合
RPA・AI を組み合わせたプロセス自動化プラットフォームのコア機能開発。金融・製造・公共など様々な業界の顧客の業務フローを自動化するシステムを構築する過程で、業務知識とテック スタックの両方が問われる。
営業・カスタマーサクセス、導入先企業のプロセスオーナー、コンサルティングチーム
プロダクト・カスタマーサクセスマネージャーの場合
顧客企業の導入後の業務効率改善を支援する立場。自動化効果の可視化、プロセス改善提案、次段階の自動化機会の発掘を通じて、顧客の成功を実現。営業後の関係構築と売上拡大の両方に貢献する。
営業チーム、技術サポート、顧客企業の経営管理層・現場スタッフ
ここで得られるもの
キャリアの成長
BPO市場の急成長の中で、クラウドインフラ・RPA・AIを組み合わせたプロセス自動化技術スタックは今後10年の競争軸。複数の新興技術を統合的に扱う実務経験により、業界の変化に強いキャリアが形成される。SIer出身者も多く、従来の制度設計型から次世代プラットフォーム型への転換を肌で学べる。
2024年度売上 236 億円、前年比 +14.3%。RPA 関連サービス売上が営業利益を牽引する成長軸で、AI・クラウド統合化が次の強化テーマ。
暮らしとの両立
大手SIer 傘下でありながら、プロダクト志向のスタートアップ的な自由度を保有。平均年齢 42 歳で、経験豊富なメンバーとの協業による学習効果が高い。働き方改革が浸透しており、遠隔・フレックス対応で生活基盤の安定も担保されている。
平均年収 830 万円(賞与・福利厚生含む)。有報記載の平均勤続年数 12.4 年で、長期キャリア形成の事例が豊富。育児休暇取得実績(男性 8.2%)も公開。
中途にとっては:SIer 経験者向けに、その経験を次世代プラットフォーム領域に転換する研修プログラム有。転職入社者の配置・育成実績あり。
やりがい・貢献
保険・銀行・製造業など主要産業の業務プロセスが自動化されると、処理時間短縮・エラー削減・従業員の付加価値活動への転換が実現される。自分たちのシステムが数千人規模の従業員の働き方を変える直感が得られる。長期契約顧客の継続的な改善支援により、企業の成長に伴走する満足感も高い。
グローバル展開 25 カ国、導入企業数 1,000 社超。業界別では金融・製造・流通でのシェアが高く、大企業の コア業務自動化を担当。
一緒に働く人
大手親会社からの経営リソースと採用力がありながら、プロダクト組織としての意思決定の速さを保持している。経営層から現場エンジニアまで、顧客価値の追求が共通言語。年1-2回の大型イベント・勉強会で全社の学習機会も充実している。
人員規模 4,000名超だが、プロダクト開発チームは 500-800名規模の小回りが効く編成。内部異動・外部プロジェクト兼務の実績が多く、キャリア開発の選択肢が広い。
こんな人に合っている
業務プロセス改革の実装に関わりたい
顧客企業の経営課題(コスト削減・品質向上・従業員満足度)をRPA・AIで解く過程に携わる。
- カスタマーサクセスチームが導入後の顧客と どの程度の密度で関わっているか、成功事例を聞いておく。
- 自動化効果の可視化(工数削減・コスト削減)がどう測定・報告されているかを確認したい。
- 顧客企業内の業務改革(組織編成・人員配置の変化)にどれくらい責任を持つのか見ておく。
マルチテック領域(クラウド+RPA+AI)の基盤設計がしたい
単一技術ではなく、複数の新興技術を統合的に活用するプラットフォームの設計・改善が可能。
- 現在のアーキテクチャが、クラウド・RPA・AI 統合の どの段階にあるか、次の投資テーマを聞いておく。
- インフラコスト削減と 新機能開発のトレードオフ判断において、エンジニアの声がどの程度反映されるかを確認したい。
- 外部技術(OSS、新興 SaaS)の導入判断プロセスが、多くの意見を取り入れるしくみかを見ておく。
大規模SIプロジェクトの統括経験を積みたい
導入企業数 1,000 社超の中で、大型案件の PM 経験を積み重ねられる環境。
- 新人から PM 昇格までの標準キャリアパス(年数・経験要件)を確認しておく。
- 複数顧客の並列 PM 経験、または案件後の フェーズアップの事例を聞きたい。
- グローバルプロジェクト(25 カ国)への参画の可能性と、その場合の研修・語学支援を確認したい。
安定性と成長機会の両立を重視している
親会社の経営基盤と経営安定性を背景に、プロダクト志向の成長戦略を追求できる環境。
- 売上・利益の 3 年推移と、中期目標(次の成長ステージ)を確認しておく。
- 経営層が「大手傘下の安定」と「プロダクト企業への転換」のどちらに軸足を置いているかを聞いておく。
- 人員増に伴う組織編成・等級制度の変更予定を確認することで、長期キャリアの見通しを立てやすくなる。
知っておいてほしいこと
顧客ニーズと技術的実現可能性の両立が求められる
BPO プラットフォームは、金融・製造など多様な業界の「あるべき業務フロー」を実装する必要があるため、業界知識の習得と技術判断が並行して進む。そのため、単なる技術実装ではなく『顧客の経営課題を理解した上での設計』が期待される。それゆえ営業・カスタマーサクセスとの連携密度が高い。
『顧客の要件定義に関わる』ことが、自分のキャリアアンカーとしてどれくらい重要か、事前に整理しておくとよい。
親会社の経営方針と子会社の戦略にズレが生じることがある
親会社(大手SIer)は従来型案件(システム統合・保守運用)での利益最大化を志向する傾向がある一方、本社はプロダクト領域への投資を強化したい思惑がある。その結果、投資・採用・人員配置の判断が親子間で調整される可能性がある。スピード感や裁量が『完全なスタートアップ並み』とはいかない場合もある。
『既存組織との協調』と『プロダクト志向の自由度』のバランスについて、現在の方針と過去の事例を確認しておくとよい。
グローバル化による人員・組織の多様化が急速に進行中
25 カ国展開の中で、現地採用や海外オンサイト対応が増加している。それゆえ、日本国内の職場環境だけを想定すると、ギャップが生じる可能性がある。一方、グローバルなキャリア構築を志向する人には、大きなチャンスが生まれている。
グローバル対応への適応意欲、言語スキル、海外異動への希望有無を、入社前に改めて確認しておくとよい。