株式会社テラスカイの要点
- クラウド市場の急成長で、Salesforce専有技術が武器になっている。
- 国内クラウド市場(2028年予測7.2兆円、CAGR 17.2%)において、Salesforce認定技術者を業界最多レベルで保有。
- ソリューション事業(94.3%)とSaaS製品事業(5.6%)の2本柱。20,000件超のクラウド導入実績。
- 大手金融、製造業、通信企業向けにSalesforceコンサルティング・インテグレーションを提供。
- 2024年4月NTTデータグループとの資本業務提携により、エンタープライズ案件対応能力を拡大。FY2026年度売上279.0億円を見込む。
会社の要約
Salesforce認定技術者を業界最多保有し、国内クラウド市場の成長を掴む
Salesforce特化型クラウドコンサルティング・インテグレーション事業とSaaS製品事業の2本柱で成長。FY2025売上247.1億円、従業員1,404名のプライム上場企業。大手金融・製造・通信向けに20,000件超のクラウド導入実績を有し、2024年4月のNTTデータグループとの資本業務提携によりエンタープライズ案件対応能力を拡大。国内クラウド市場の高成長(CAGR 17.2%、2028年予測7.2兆円)を背景に、Salesforce実装技術者の需給ギャップを埋めるプレイヤーとして位置付けられている。
会社は何の事業をやっているのか
大手企業のSalesforce導入・カスタマイズを支援するクラウドコンサルティング・インテグレーション事業と、SaaS製品開発・販売事業の2本柱で収益を稼ぐ。
ソリューション事業の顧客基盤を活かしてSaaS製品のクロスセル機会が多く、ソリューション事業とSaaS事業が相互に顧客基盤を補完する関係。
01ソリューション事業
売上構成比 94.3%(229.5億円(FY2025)) +30.1% YoY
◼ この事業で働くと
- 募集中の職種:クラウドコンサルタント、Salesforceエンジニア、プロジェクトマネージャー、QAエンジニア
- 採用の勢い:◎ NTTデータグループ提携による大型案件拡大フェーズで、Salesforce技術者・コンサルタントの採用が旺盛(推測)
- 組織フェーズ:拡大中。売上229.5億円(前期比130.1%)の高成長継続。NTTデータグループとの資本業務提携でエンタープライズ案件対応能力を拡大中
- 働き方:プロジェクト型のクライアントワーク。大型案件では複数部門との調整が必要
どんな仕事か 大手金融機関・製造業・通信企業向けにSalesforceの導入・カスタマイズ・保守・改善を支援する。顧客のビジネス要件ヒアリングから設計・開発・テスト・導入後の改善まで一気通貫でコンサルティングアプローチを提供。20,000件超の導入実績を有し、クラウドERP(GLOVIA OM)なども提供。
誰を相手にするか 大手製造業(自動車・電子機器)、大手金融機関(銀行・損保)、通信・エネルギー企業のIT部門・DX推進部門。システム投資規模が大きく継続的な保守改善ニーズを持つ大手企業が主要顧客。
入社したら何をするか コンサルタント・エンジニアとして顧客のビジネス要件ヒアリング→Salesforce設計・開発・テスト→導入後の運用・改善支援を担当する。QAは品質基準の高い金融向けシステムのテスト・品質管理を担う。プロジェクト型で複数案件を並行対応することも多い。
02製品事業(SaaS)
売上構成比 5.6%(13.6億円(FY2025))
◼ この事業で働くと
- 募集中の職種:プロダクトマネージャー、プロダクトエンジニア、UXデザイナー
- 採用の勢い:○ SaaS製品の機能拡張・顧客基盤拡大に向けたプロダクト開発人材の需要がある(推測)
- 組織フェーズ:拡大中。SkyVisualEditor(AppExchange5年連続入賞)・mitoco X等のSaaS製品を継続投資中
- 働き方:プロダクト開発型。顧客フィードバックのサイクルが比較的短い
どんな仕事か Salesforce上で動く画面制作ツール「SkyVisualEditor」、マルチクラウドデータ連携ツール「mitoco X」、グループウェア「mitoco」などのSaaS製品を開発・販売する。Salesforce AppExchangeを通じた販売が主体で、ソリューション事業クライアントへのクロスセル機会も豊富。
誰を相手にするか Salesforceを導入済みまたは今後導入予定の企業のIT部門・ユーザー部門。SIerがパートナーとして製品を組み込む形での販売も多い。
入社したら何をするか プロダクトマネージャーは顧客インタビュー・機能優先順位決定・開発チームとの調整を担当する。エンジニアはSalesforce Force.com上での機能実装・テストを行う。顧客フィードバックのサイクルが比較的短く、開発→リリース→改善のPDCAを回しやすい環境。
出典:2025年2月期 有価証券報告書 セクメント情報、決算短信、中期経営計画
どんな相手に、どんな仕事をしているのか
大手製造業(自動車・電子機器)、大手金融機関(銀行・損保)、通信・エネルギー企業のIT部門・DX推進部門が主要顧客。20,000件超のクラウド導入実績を持ち、大型案件を継続受注する大手企業を中心に営業展開している。NTTデータグループとの資本業務提携(2024年4月)によりエンタープライズレベルの案件対応範囲が拡大している。
代表的な顧客との仕事
大手自動車メーカー(自動車製造)
営業力強化と部品管理の効率化が課題だった
Salesforceの営業支援・顧客管理機能と部品管理システムを組み合わせた統合ソリューションを導入し、営業プロセスと在庫管理の一元化を実現。
営業効率が向上し、部品在庫の回転率が改善した。
大手金融機関(金融機関)
CRM基盤の現代化と営業部門のデジタル化が必要だった
Salesforce CRMを導入して顧客データを統一し、営業パイプラインの可視化と営業活動の効率化を実現。規制要件への対応も強化した。
顧客情報の一元化により営業効率が向上し、顧客対応品質が高まった。
大手通信企業(通信)
営業支援(SFA)と顧客サポート機能をクラウド化する必要があった
Salesforce SFAとService Cloudを導入して営業部門とカスタマーサポート部門のクラウド化を推進。レガシーシステムからの段階的な移行を支援した。
営業チームとサポートチームの連携が強化され、顧客対応時間が短縮された。
この顧客層と働くことで得られるもの
プライム受注モデルのため顧客の経営層・IT部長との定期会議に参加でき、Salesforceの深い技術スキルとビジネス理解を同時に鍛えられる。金融・製造など規制の厳しい業界での実装経験は転職市場での評価が高い。また20,000件超の導入実績データベースから同業他社のベストプラクティスを学べる環境があり、Salesforce専門家としての市場価値を高めるキャリア基盤になる。
今後の戦略
なぜその方向に進むのか
業績と働く環境
今の勢い
売上247.1億円・1,404名のSalesforceクラウド企業。NTTデータグループ提携でエンタープライズ拡大加速中
- 売上高(FY2025): 247.1億円(2025年2月期(第19期))
Salesforce特化型クラウドコンサルティング・インテグレーションのソリューション事業(前期比130.1%)が売上の94.3%を占めて高成長を牽引
- FY2026売上見込み: 279億円(前年比 +12.9%)(2026年2月期(第20期)見込み)
NTTデータグループ提携効果の本格寄与により、前期比+12.9%の成長を見込む。大型エンタープライズ案件の受注拡大が成長の鍵
- ソリューション事業前期比成長率(FY2025): 130.1%(2025年2月期(第19期))
前期比130.1%という高成長でSalesforce事業が拡大。NTTデータグループ提携効果と大手企業向けの旺盛な需要が背景
働く環境のリアル
人は定着しているか
- 平均勤続年数: 4年(クラウドコンサルティング・SIer業界は転職流動性が高く、4年は同業界では標準的な水準)
成長市場で活躍するSalesforce専門人材は流動性が高いが、継続的な案件環境と技術投資が定着を支えている
- 平均年齢: 35.2歳(IT・クラウドコンサルティング業界の平均と同程度)
クラウドDX拡大期を担う若い専門家集団が中心の組織構成
有報記載の平均勤続年数4.0年・平均年齢35.2歳(2025年2月期)は、Salesforce市場の成長とともに組織拡大中であることを示している。1,404名規模でNTTデータグループとの資本業務提携により大型案件への対応力を高めている。
人は成長できるか
- FY2026売上成長目標: +12.9%%(国内クラウド市場のCAGR17.2%に対応する成長計画)
NTTデータグループ提携効果の本格化とSaaS製品成長により、継続的な組織拡大と技術者採用・育成投資が見込まれる
FY2026売上279.0億円という目標のもと、クラウドコンサルタント・Salesforceエンジニアの採用・育成に継続投資が見込まれる。大型案件拡大フェーズで高い技術力を持つ人材には活躍の機会が広がっている。
多様な人が活躍しているか
- 多様性指標: 非開示%(情報サービス業界平均との比較不可)
有報・公開資料からは詳細な多様性指標が確認できなかった
公開資料の範囲では女性管理職比率など詳細な多様性指標は確認できなかった。採用選考の場で直接確認することを推奨する。
働き方と報酬
- 平均年間給与: 646.2万円(情報サービス業・クラウドコンサルティング業界の平均(500〜600万円)を上回る水準。Salesforce認定技術者という希少な専門性が処遇に反映されている。)
- その他: ソリューション事業(クラウドコンサルタント・Salesforceエンジニア)と製品事業(プロダクトマネージャー・プロダクトエンジニア)のキャリアパスを選択可能。Salesforce認定資格取得支援制度があり、市場価値の高い専門資格を習得できる環境がある。
有価証券報告書記載の全従業員平均であり、職種・等級・年齢別の分布は開示されていません
この会社が人に投資している先
Salesforce事業の拡大・SaaS製品の成長・NTTデータグループ提携によるエンタープライズ案件獲得を推進しながら、DiceWorks吸収合併等による組織体制整備で来期以降の利益率改善を目指している
- NTTデータグループとの資本業務提携(2024年4月)によりエンタープライズ大型案件への対応能力を強化。これに対応したクラウドコンサルタント・Salesforceエンジニアの採用・育成を継続推進
- DiceWorks吸収合併(2026年1月)・キットアライブ子会社化などによる組織体制最適化で、一過性コスト吸収後の利益率改善(営業利益率10%超目標)を目指す
新卒にとって: Salesforce認定資格取得支援のある環境で大手企業のクラウドDX案件に若手から関与できる。組織再編期のため配属先の安定性を選考で要確認 中途にとって: Salesforce・クラウド技術者・SIer出身者は即戦力として活躍できる。NTTデータグループ提携による大型案件拡大フェーズで、上流コンサルから実装まで担う経験範囲が拡大している
この会社で働くということ
「Salesforce市場の高成長に乗る大手企業向けクラウドコンサルで、認定資格とエンタープライズ経験を積める環境」
仕事のリアル
クラウドコンサルタント・Salesforceエンジニアの場合
大手金融・製造・通信企業のSalesforce導入・カスタマイズ・保守を担当する。顧客のビジネス要件ヒアリングから設計・開発・テスト・導入後の改善まで一気通貫で関与する。NTTデータグループ提携により大型エンタープライズ案件への参画機会が増加しており、単価の高い上流コンサルティングへのシフトが進んでいる。
大手企業のIT部門・DX推進部門、プロジェクトマネージャー、QAエンジニアと協力しながら、顧客の経営課題をシステムで解決する
SaaSプロダクトマネージャー・エンジニアの場合
SkyVisualEditor(Salesforce画面ノーコード制作)・mitoco X(マルチクラウドデータ連携)・mitoco(グループウェア)などの自社SaaS製品の機能拡張・開発を担当する。顧客フィードバックをもとに機能優先順位を決定し、開発→リリース→改善のPDCAを比較的短いサイクルで回せる環境がある。
プロダクトチーム内で機能要件・技術実装の両面をカバーし、Salesforceエンジニアやマーケティングと連携して製品成長を推進する
ここで得られるもの
キャリアの成長
Salesforce認定技術者を業界最多レベルで保有する組織での研修・OJTにより、市場価値の高いSalesforce認定資格を取得しやすい環境がある。大手金融・製造・通信向けの高難度案件経験は転職市場での評価が高い。NTTデータグループ提携による大型エンタープライズ案件参画で、上流コンサルからの経験幅が広がっている。
Salesforce認定技術者を業界最多レベルで保有(公開資料)。20,000件超のクラウド導入実績
新卒にとっては:Salesforce認定資格取得支援制度を活用しながら、大手顧客の実案件で実践的な経験を積める。
中途にとっては:SIer・クラウドエンジニア出身者は即戦力として高単価案件に関われる。プロダクト志向ならSaaS製品事業で幅を広げられる。
暮らしとの両立
平均年間給与646.2万円は情報サービス業・クラウドコンサルティング業界の平均を上回る水準で、Salesforce専門技術の希少性が処遇に反映されている。プロジェクト型のため案件の繁忙期に業務が集中することがあるが、成長市場で継続的に案件があるため安定した仕事環境が確保されている。
平均年間給与646.2万円・平均年齢35.2歳・平均勤続年数4.0年(有報2025年2月期)
やりがい・貢献
大手企業の営業効率化・顧客管理最適化・業務プロセス改革というデジタル変革の核心を担う仕事で、顧客の経営課題をシステムで解決する実感が得やすい。クラウド市場の高成長期に最前線で活躍できる環境で、国内DX推進という社会的意義のある仕事に関われる。
国内クラウド市場CAGR17.2%・2028年7兆2227億円予測(公開資料)。FY2025売上247.1億円で高成長継続
こんな人に合っている
Salesforce・クラウド技術の専門性を高めてキャリアを築きたい
Salesforce認定技術者最多保有の組織で、資格取得支援を受けながら大手企業の高難度案件経験を積める。
- Salesforce専門家としての市場価値を着実に高められる環境がある。
- 有報・決算の記述と自分の志向を照らし、ミスマッチがないか確認する。
大手企業のDX・CRM変革プロジェクトに上流から関わりたい
NTTデータグループ提携によるエンタープライズ案件拡大フェーズで、大手金融・製造・通信向けの上流コンサルから実装まで一貫して担うポジションがある。
- 有報・決算の記述と自分の志向を照らし、ミスマッチがないか確認する。
- 選考や面談で配属・案件のイメージを具体的に確認する。
成長市場で実績を積みながらキャリアアップしたい
国内クラウド市場CAGR17.2%という高成長トレンドの中で…。
- 業界最多レベルのSalesforce技術者を擁する企業でのポジション確保は中長期的なキャリア優位性につながる。
- 有報・決算の記述と自分の志向を照らし、ミスマッチがないか確認する。
自社SaaS製品の開発・グロースに関わりたい
SkyVisualEditor(AppExchange5年連続入賞)・mitoco Xなど複数のSaaS製品を抱え…。
- プロダクトマネージャー・エンジニアとして製品成長に直接関与できるポジションがある。
- 有報・決算の記述と自分の志向を照らし、ミスマッチがないか確認する。
知っておいてほしいこと
プロジェクト型の業務特性
ソリューション事業は顧客プロジェクト型で、案件の終盤には業務が集中しやすい。複数プロジェクトの並行対応や出張・オンサイト支援が発生することもある。定時的な働き方を重視する場合は案件の実態確認が重要
配属予定プロジェクトの繁忙期の実態と残業時間の水準を選考時に確認するとよい
組織再編期の体制変化
DiceWorks吸収合併・キットアライブ子会社化など組織再編が継続的に進んでいる。統合に伴う部門再編・人員配置変更が発生しうる局面であり、育成体制の成熟度にもばらつきが生じやすい段階
配属先の部門・チームの安定性と、組織再編による影響の見通しについて選考時に確認することを推奨する