TIS株式会社

金融・製造・公共向けDX・システム統合から社会課題解決型サービスへの転換を加速するIT総合企業

3秒でわかる要点

何を得られるか

売上5,716億円・21,765名の大手SIが、社会課題解決型グローバル企業への転換を本格始動。FY2025売上5,716億円・営業利益率12.1%の安定収益基盤を持ち、中計「Frontiers 2026」でFY2026売上6,200億円・ASEAN売上1,000億円を目指す。

補足金融・製造・公共向けにITアウトソーシング・クラウド・DXコンサルを提供するIT総合サービス企業。FY2025売上5,716億円・営業利益率12.1%の安定収益基盤を持ち、中計「Frontiers 2026」でFY2026売上6,200億円・ASEAN売上1,000億円を目指す。平均年収806.7万円・平均勤続14年・男性育休取得率87.7%が示す人的資本への継続投資が特徴。

今の勢い

金融・製造・公共向けDX・システム統合から社会課題解決型サービスへの転換を加速するIT総合企業。平均年収806.7万円・平均勤続14年・男性育休取得率87.7%が示す人的資本への継続投資が特徴。

補足FY2025売上5,716億円・営業利益率12.1%の安定収益基盤を持ち、中計「Frontiers 2026」でFY2026売上6,200億円・ASEAN売上1,000億円を目指す。

向いている人

金融・製造・公共向けにITアウトソーシング・クラウド・DXコンサルを提供するIT総合サービス企業。DXコンサルタントとして顧客の経営課題に深く関わりたい。

補足DXコンサルタント510名体制という業界有数の規模で、金融・製造・公共など多様な産業の高度なDX案件を担う環境がある。

概要

上場区分
プライム
業種・業界
情報通信業 / 情報サービス業
領域
金融IT、産業IT、DXコンサルティング、クラウド・アウトソーシング、社会課題解決型ビジネス
本店住所
東京都新宿区西新宿6丁目8番1号(注:有報に基づく)

目次

事業セグメント

金融IT

主な職種: 金融SE・アーキテクト・PMコンサルタント

銀行・証券・保険向けの基幹システム刷新(モダナイゼーション)・DXコンサルティング・システム開発・運用保守を提供する。金融規制への対応やレガシーシステムの段階的移行など高度な専門知識を要する案件を多く手がける。

産業IT

主な職種: SAP・DXコンサルタント・業種特化SE

製造・流通・医療・公共など金融以外の多様な産業向けにERP導入・DXコンサルティング・システム開発を提供する。産業分野別の専門子会社(クオリカ・AJS等)と連携し、業種に深く踏み込んだソリューションを展開している。

オファリングサービス

主な職種: SaaSエンジニア・PM・クラウドアーキテクト

TISグループが長年の受託開発で培ったノウハウを結晶化した自社クラウド・SaaSサービス群を提供する。決済SaaSなど知識集約型の高付加価値サービスを自社投資で開発・展開しており、中計における「ストック収益比率向上」の主役として位置づけられている。

BPM

顧客の業務プロセスをIT技術・業務ノウハウ・人材で丸ごと高度化・効率化・アウトソーシングする。グループ子会社アグレックスなどのBPO専門組織と連携し、財務・人事・経理など多様な業務領域をカバーする。

広域ITソリューション

全国の地域企業・公共機関・医療機関向けにITプロフェッショナルサービスを広範に提供する。基幹系・医療系・公共系の各領域でシステム開発・運用・保守を担い、地域に根ざした長期パートナーとして機能している。

こんな人に合っている

DXコンサルタントとして顧客の経営課題に深く関わりたい

DXコンサルタント510名体制という業界有数の規模で、金融・製造・公共など多様な産業の高度なDX案件を担う環境がある。

大手SI企業の安定性を持ちながらSaaS・プロダクト開発に挑みたい

オファリングサービスセグメントで自社SaaS・クラウドの開発に携われる、SI企業としては稀少なプロダクト開発のポジションがある。

TIS株式会社の要点

  • 金融・製造・公共向けにDXコンサルティング、システム開発、クラウド・アウトソーシングを一気通貫で提供。売上571.7億円(FY2025年度)、従業員21,765名。
  • 平均年間給与806.7万円(提出会社、FY2025年度)。女性管理職比率は14.3%で前年比1.2%向上。男性育児休業取得率87.7%。
  • 中計『Frontiers 2026』ではDX高度化、人材先鋭化、グローバル展開(ASEAN売上1,000億円目指す)を推進。FY2026年度売上6,200億円目標。
  • 大手企業のレガシーシステム脱却・ERP導入、生成AI活用による開発効率化など、市場価値の高いDX経験が積める環境。
  • グループビジョン2032「社会に、多彩に、グローバルに」のもと、社会課題解決型ビジネスへのシフトを加速。

会社の要約

売上5,716億円・21,765名の大手SIが、社会課題解決型グローバル企業への転換を本格始動

金融・製造・公共向けにITアウトソーシング・クラウド・DXコンサルを提供するIT総合サービス企業。FY2025売上5,716億円・営業利益率12.1%の安定収益基盤を持ち、中計「Frontiers 2026」でFY2026売上6,200億円・ASEAN売上1,000億円を目指す。平均年収806.7万円・平均勤続14年・男性育休取得率87.7%が示す人的資本への継続投資が特徴。

会社は何の事業をやっているのか

金融・製造・公共など幅広い産業のシステム開発・アウトソーシング・クラウドサービスを5セグメントで展開し、受託開発収益とストック型のBPO・運用収益を組み合わせて安定した利益を生み出している

オファリングサービス

◼ この事業で働くと

  • 募集中の職種:プロダクトマネージャー、SaaSエンジニア、クラウドアーキテクト
  • 採用の勢い:◎ 中計「Frontiers 2026」の重点投資領域として自社サービス拡充を加速しており、SaaS開発・プロダクト系人材の採用需要が高い(推測)
  • 組織フェーズ:拡大中。先行投資フェーズで自社クラウドサービスの拡張・新規開発を積極展開中

どんな仕事か TISグループが長年の受託開発で培ったノウハウを結晶化した自社クラウド・SaaSサービス群を提供する。決済SaaSなど知識集約型の高付加価値サービスを自社投資で開発・展開しており、中計における「ストック収益比率向上」の主役として位置づけられている。

誰を相手にするか 業種横断の国内企業顧客。自社SaaSの利用企業を顧客とし、月額・年額のサブスクリプション契約で継続的な関係を築く

入社したら何をするか 自社プロダクトの企画・開発・機能拡充・顧客導入支援を担う。SI企業でありながらプロダクト志向の仕事ができる環境で、SaaSの設計から顧客価値向上まで一貫して携わることができる。

BPM

◼ この事業で働くと

  • 募集中の職種:BPOコンサルタント、業務改善SE、プロジェクトマネージャー
  • 採用の勢い:○ 安定的な事業規模を維持。人員構成最適化と単価向上を進めており、高スキル人材の需要がある(推測)
  • 組織フェーズ:安定運用。収益基盤として安定稼働。利益率改善を優先する成熟フェーズ

どんな仕事か 顧客の業務プロセスをIT技術・業務ノウハウ・人材で丸ごと高度化・効率化・アウトソーシングする。グループ子会社アグレックスなどのBPO専門組織と連携し、財務・人事・経理など多様な業務領域をカバーする。

誰を相手にするか 業務効率化・コスト最適化を求める国内大手・中堅企業。長期契約のアウトソーシングで安定した取引関係を構築

入社したら何をするか 顧客の業務課題を診断し、ITと業務改善の両面から解決策を提案・実行する。BPO案件のPM・顧客への業務改善コンサルティング・ITシステムの導入支援を担当する。

金融IT

◼ この事業で働くと

  • 募集中の職種:金融系SE・アーキテクト、DXコンサルタント、プロジェクトマネージャー
  • 採用の勢い:○ 大型プロジェクト完遂後の新規顧客開拓フェーズ。金融DX・モダナイゼーション案件の継続需要がある(推測)
  • 組織フェーズ:安定運用。大型案件完遂後の次フェーズへの移行期。新規顧客開拓を強化中

どんな仕事か 銀行・証券・保険向けの基幹システム刷新(モダナイゼーション)・DXコンサルティング・システム開発・運用保守を提供する。金融規制への対応やレガシーシステムの段階的移行など高度な専門知識を要する案件を多く手がける。

誰を相手にするか メガバンク・地方銀行・証券会社・保険会社など金融業界の大手・中堅企業。長期パートナーシップを通じた深い信頼関係を構築

入社したら何をするか 金融業界の規制・業務知識を習得しながら、基幹システムの設計・開発・テストからDXコンサルティングまでを担当する。業界最高水準のプロジェクトでPMEやアーキテクトとして経験を積む道筋がある。

産業IT

◼ この事業で働くと

  • 募集中の職種:SAPコンサルタント、DXコンサルタント、業種特化SE
  • 採用の勢い:◎ IT投資拡大トレンドのなかで高成長継続。製造DX・ERP・医療IT領域の専門人材需要が旺盛(推測)
  • 組織フェーズ:拡大中。IT投資需要の拡大を追い風に継続成長フェーズ。グループ子会社(クオリカ等)との連携で拡張中

どんな仕事か 製造・流通・医療・公共など金融以外の多様な産業向けにERP導入・DXコンサルティング・システム開発を提供する。産業分野別の専門子会社(クオリカ・AJS等)と連携し、業種に深く踏み込んだソリューションを展開している。

誰を相手にするか 製造業・流通業・医療機関・公共機関など幅広い産業の大手・中堅企業。IT投資意欲が高い成長業種を中心にカバー

入社したら何をするか 担当産業の業務知識とIT専門性を組み合わせ、DX戦略の立案からシステム導入・運用保守まで一貫して担当する。ERP(SAP等)・クラウド・AI活用など市場価値の高いスキルを習得できる環境。

広域ITソリューション

◼ この事業で働くと

  • 募集中の職種:インフラエンジニア、医療ITシステムエンジニア、フィールドSE
  • 採用の勢い:○ 公共系の変動を除き基盤系・医療系が堅調。安定した採用需要を維持(推測)
  • 組織フェーズ:安定運用。公共系の一時的変動を含みつつも基盤系・医療系の成長で安定稼働

どんな仕事か 全国の地域企業・公共機関・医療機関向けにITプロフェッショナルサービスを広範に提供する。基幹系・医療系・公共系の各領域でシステム開発・運用・保守を担い、地域に根ざした長期パートナーとして機能している。

誰を相手にするか 地域の中堅企業・地方公共団体・医療機関・製造業など。全国ネットワークを活かした幅広い顧客基盤

入社したら何をするか 顧客の情報システム部門のパートナーとして、ITインフラ設計・構築・運用から特定業種向けシステムの開発・保守まで幅広い業務を担当する。専門性を深めながら地域に貢献できる仕事。

3つの事業を比べる

金融IT 産業IT オファリングサービス
仕事のタイプ 基幹システム刷新・DXコンサル・PM ERP導入・産業DXコンサル・業種特化SE 自社SaaSのプロダクト開発・機能拡張
成長率 安定(大型案件完遂後の新規開拓期) 高成長(IT投資拡大トレンドに乗る) 成長(中計の重点先行投資領域)
組織フェーズ 成熟・次フェーズ移行中 拡大中 育成拡大中(先行投資フェーズ)
採用の勢い 中(新規顧客開拓フェーズ) 高(需要旺盛) 高(重点強化)
特に多い職種 金融SE・アーキテクト・PMコンサルタント SAP・DXコンサルタント・業種特化SE SaaSエンジニア・PM・クラウドアーキテクト

どんな相手に、どんな仕事をしているのか

国内の銀行・証券・保険など金融機関(金融IT)、製造・流通・医療など産業系企業(産業IT)、地方自治体・医療機関・地域企業(広域ITソリューション)、業務アウトソーシングを求める大手企業(BPM)が主要顧客。加えて自社クラウド・SaaSサービスを利用する業種横断の企業群(オファリングサービス)も顧客に含む。子会社・グループ企業(インテック・アグレックス・クオリカ等)を通じた幅広い顧客カバレッジが特徴で、東南アジア(ASEAN)への展開も進行中。

公開事例なし。有価証券報告書によると、主要顧客は金融機関(銀行・証券・保険)、製造・流通・医療など産業各分野の大手・中堅企業、地方自治体・公共機関など。グループ子会社インテック(富山)・アグレックス(BPO)・クオリカ・AJS(製造系)・日本ICS(財務・給与)を通じた広範な顧客基盤を保有。

この顧客層と働くことで得られるもの

金融IT領域では銀行・証券の最重要システムを扱う高度な専門性が身につき、業界内の市場価値が高まる。産業IT領域では製造・医療など多様な業種のDXを推進する経験を積める。オファリングサービス領域では自社プロダクトを顧客と育てるSaaS事業の実務経験が得られる。5セグメントにわたる多様な事業ドメインから希望の専門領域を選んでキャリアを形成できる点が特徴。

今後の戦略

決算資料・有報に基づく(戦略資料未公表)

中計「Frontiers 2026」のもと、DXコンサルティング強化・自社SaaS拡大・グローバル展開(ASEAN)の3方向を同時推進し、FY2026売上6,200億円・営業利益率13.1%を目指す

DXコンサルティング・システム統合の付加価値向上

あなたに関係するポイント

  • 関わる職種:DXコンサルタント、システムアーキテクト、プロジェクトマネージャー
  • 新卒にとって:入社後にDXコンサルタント育成プログラムを通じ、早期から顧客の経営課題に向き合う高付加価値な仕事に携われる機会がある
  • 中途にとって:DXコンサル・SAPコンサル・クラウドアーキテクト経験者には、大手企業顧客の重要案件を担う明確なポジションがある
  • 採用への影響:DXコンサルタントは有報にFY2025実績510名(目標達成)と明示されており、コンサル人材の育成・採用を継続強化

何をしようとしているのか

従来の受託開発・SIから、顧客の経営課題を共に解決するDXコンサルティングへの付加価値シフトを加速している。DXコンサルタント510名(FY2025)体制を基盤に、生成AIなど革新的技術を活用した支援の質を高め、戦略ドメイン比率(コンサル・共創型売上比率)をFY2026目標の80%(2032)に向けて拡大することを目指す。

実際に動いている証拠

  • 投資実績:DXコンサルタント510名体制(FY2025有報記載)。戦略ドメイン比率2024年度38%から継続拡大
自社オファリングサービス(SaaS・クラウド)の拡大

あなたに関係するポイント

  • 関わる職種:SaaSエンジニア、プロダクトマネージャー、クラウドアーキテクト
  • 新卒にとって:SI企業でありながらプロダクト志向のSaaS開発に関与できる稀少な機会があり、プロダクト思考とエンジニアリングの両面を磨ける
  • 中途にとって:SaaS開発・クラウドネイティブ実装の経験を持つエンジニア・PMには、自社プロダクト成長を担うポジションが開かれている
  • 採用への影響:先行投資フェーズのオファリングサービスでは自社SaaS開発人材の需要が継続拡大

何をしようとしているのか

グループが蓄積したベストプラクティスをSaaS・クラウドサービスとして自社投資で製品化し、ストック型の継続収益を拡大することを目指している。決済SaaSなど知識集約型高付加価値サービスを育成中で、SaaS売上比率の向上が中計の定量目標の一つとして位置づけられている。

実際に動いている証拠

  • 投資実績:オファリングサービスセグメントを中計「Frontiers 2026」の成長投資領域として位置づけ。決済SaaS等の先行投資を継続
ASEANを主戦場とするグローバル展開

あなたに関係するポイント

  • 関わる職種:海外事業開発担当、グローバルプロジェクトマネージャー、ビジネスアナリスト
  • 新卒にとって:グループビジョン2032「社会に、多彩に、グローバルに」のもと、早期から海外プロジェクト・ASEAN展開に関与できる機会が生まれている
  • 中途にとって:ASEAN・海外のIT事業開発・PMI経験を持つ人材には、グローバル展開の主力として活躍できるポジションがある
  • 採用への影響:ASEAN売上1,000億円目標の実現に向け、英語力とビジネス開発経験を持つグローバル人材の需要が増大

何をしようとしているのか

東南アジア(ASEAN)市場での売上1,000億円目標を掲げ、日本で培ったIT総合サービスのノウハウをグローバルに展開することを目指している。海外売上比率の大幅向上により、国内市場依存から脱却した「社会に、多彩に、グローバルに」というグループビジョン2032の実現を進めている。

実際に動いている証拠

  • 投資実績:ASEAN売上1,000億円目標を有価証券報告書に明示。グローバル展開を中計「Frontiers 2026」の主要戦略として位置づけ

DXコンサルティング強化・自社SaaS拡大・グローバル展開の3テーマは相互に連動している。DXコンサルで蓄積した知見が自社SaaSに結晶化され、日本で実証した価値がASEAN市場での展開を支える——この連鎖がFY2026の売上6,200億円・営業利益率13.1%という目標を支える構図になっている。

なぜその方向に進むのか

DXコンサル需要の急増・SaaSへの収益モデルシフト・ASEANの高成長IT市場という3つの変化が重なり、受託SI企業から「社会イノベーター」への転換を急いでいる

業界で何が起きているのか

国内ITサービス市場ではDXコンサルティングへの需要が急増しており、単なるシステム開発から経営課題の共同解決へと顧客の期待値が高まっている。同時に生成AIの普及が従来の受託開発型SIの付加価値を急速に変質させており、SaaS・クラウドサービスへの収益モデルシフトを遅らせるリスクが大きい。ASEANでは経済成長に伴うIT投資が急拡大しており、日本のSIノウハウへの需要が高まっている。

この会社はどう動いたのか

TISは中計「Frontiers 2026」でこれら市場変化への対応を3方向に整理している。DXコンサルタント510名体制の構築とストック収益比率向上を軸にした付加価値シフト、自社オファリングサービス(SaaS・クラウド)への先行投資によるストック収益基盤の構築、ASEAN売上1,000億円を目標に掲げたグローバル展開が主な施策で、FY2026の売上6,200億円・営業利益率13.1%という目標に向けた積極的なロードマップを進めている。

あなたのキャリアにどう影響するか

新卒にとって: 受託SIとDXコンサルとSaaSプロダクトという三つの働き方が一社で経験できる珍しい環境で、入社後に自分の志向に合った専門領域を選べる柔軟性がある。グループビジョン2032「社会に、多彩に、グローバルに」のもとで、社会課題解決型ビジネスという時代のキーワードを体験できる。

中途にとって: DXコンサル・SaaS開発・ASEAN展開の各領域で即戦力として活躍できる明確なポジションが複数ある。21,765名の大組織でありながら中計目標に向けた変革フェーズにあるため、組織変革を推進できる中途人材に対するニーズが高い。

注目すべき変化のサイン: DXコンサル・SaaS開発・グローバルの3方向のうちどの領域に関与できるかを採用選考で確認するとよい。また戦略ドメイン比率2024年度38%という現状から、どのスピードでシフトが進んでいるかも選考時に確認することを推奨する

業績と働く環境

今の勢い

売上5,716億円・営業利益率12.1%の安定基盤。中計「Frontiers 2026」でFY2026売上6,200億円を目指す

  • 売上高(FY2025): 5716億円(2025年3月期)

金融IT・産業IT・BPMの多セグメントが揃って安定成長し、グループ全体で5,000億円超の規模を維持

  • 営業利益率(FY2025): 12.1%(2025年3月期)

IT総合サービス企業として二桁の営業利益率を維持。FY2026目標13.1%に向け収益性改善が続く

  • FY2026売上目標成長率: 8.5%(中計「Frontiers 2026」FY2026目標)

FY2026売上6,200億円(FY2025比+8.5%)・営業利益810億円を目標に設定。情報サービス業の平均成長率(3〜5%)を上回る目標値

働く環境のリアル

人は定着しているか

  • 平均勤続年数: 14年(情報サービス業の業界平均(約10〜12年)を上回る高水準)

14年という長い平均勤続年数は、大手SI企業としての雇用安定性と専門性を評価する文化の表れ

  • 平均年齢: 40歳(情報サービス業界平均と同程度)

中堅・ベテラン層が中心の安定した組織構成で、経験豊富な人材が多く在籍している

有報記載の平均勤続年数14.0年(提出会社単体、2025年3月期)は情報サービス業の業界平均を上回る水準。21,765名の大組織で長期定着者が多いことは、安定した雇用環境と専門性を活かせるキャリアパスの存在を示している。

人は成長できるか

  • FY2026売上成長目標: +8.5%%(情報サービス業の平均成長率(3〜5%)を上回る目標設定)

DXコンサル需要拡大・自社SaaS成長・ASEAN展開という3方向の同時推進により、組織拡大と専門人材需要が継続

中計「Frontiers 2026」でFY2026売上6,200億円という目標を掲げており、DXコンサルタントを中心とした専門人材の育成・採用に継続投資が見込まれる。成長目標の達成に向けてキャリアの機会が広がっている。

多様な人が活躍しているか

  • 女性管理職比率: 14.3%(情報サービス業の女性管理職比率(平均10〜15%程度)と同水準)

前年比+1.2%の向上を継続しており、DE&I推進への取り組みが数値に反映されている

  • 男性育児休業取得率: 87.7%(IT企業平均(30〜50%台)を大きく上回る高水準)

男性育休取得率87.7%は業界トップ水準。ワークライフバランスへの本格的な取り組みを示す

有報記載の女性管理職比率14.3%(前年比+1.2%向上)・男性育児休業取得率87.7%は、IT業界の中でも高水準の多様性・働きやすさ指標。DXコンサルタント育成や人的資本経営の一環として、多様な人材が活躍できる環境の整備が進んでいる。

働き方と報酬

  • 平均年間給与: 806.7万円(情報サービス業の業界平均(約500〜550万円)を大きく上回る水準。21,765名の大規模組織で高い専門性が処遇に反映されている。)
  • その他: DXコンサルタント育成プログラム・グローバル展開機会・金融IT・産業IT・SaaSの各専門領域でのキャリアパスが選択可能。ASEANを含む海外プロジェクト機会も拡大中。

有価証券報告書記載の全従業員平均であり、職種・等級・年齢別の分布は開示されていません

この会社が人に投資している先

DXコンサルタント育成(510名体制)・自社SaaS強化・ASEAN展開という3方向への投資を通じて、組織能力の底上げと高付加価値人材の確保を同時に進めている

  • DXコンサルタントをFY2025年度に510名体制(目標達成)とし、コンサルティング人材の育成を中計の重点施策に明示
  • オファリングサービス(自社クラウド・SaaS)への先行投資を拡大し、決済SaaS等の新規サービス開発に組織リソースを集中投下

新卒にとって: DXコンサルタント育成プログラムと多様なセグメントへの配属機会を活かし、希望の専門領域を早期に選択してキャリアを積む道筋がある 中途にとって: DXコンサル・SaaS開発・ASEAN展開の各専門領域で即戦力として貢献できるポジションが複数ある。M&A・グローバル展開フェーズの中途人材需要が高い

この会社で働くということ

「売上5,716億円・平均年収806.7万円・平均勤続14年の大手SIで、DXコンサル・SaaS・グローバルという3方向のキャリアを選べる環境」

仕事のリアル

DXコンサルタント・システムアーキテクトの場合

金融・製造・公共など担当産業の経営課題をITとビジネスの両面から解決する。DXコンサルタント510名体制のもと、顧客との共創型プロジェクトを推進し、戦略立案からシステム実装・運用まで一貫して担当する。

顧客の経営幹部・情報システム部門・事業部門と協働し、DX推進プロジェクトを主導する

SaaSエンジニア・プロダクトマネージャーの場合

オファリングサービスセグメントで自社クラウド・SaaSの企画・開発・機能拡充を担う。SI企業でありながらプロダクト志向の仕事ができる環境で、生成AI活用を含む最新技術を取り込みながら競争力のある自社サービスを育てる。

社内のビジネス開発チーム・顧客のIT担当者・外部パートナーと連携してプロダクトを成長させる

グローバルプロジェクトマネージャー・海外事業開発の場合

ASEAN売上1,000億円目標の実現に向け、東南アジア市場でのITサービス展開・顧客開発・ローカルパートナー連携を担当する。日本で培ったSIノウハウをグローバルに展開するポジション。

ASEANの現地法人・現地パートナー企業・日系グローバル企業のIT担当者と英語で協業する

ここで得られるもの

キャリアの成長

同じ会社の中でDXコンサルタント・SaaSプロダクト開発・ASEAN展開という異なる専門性を持つキャリアパスが存在する。中計「Frontiers 2026」の投資重点領域であるDXコンサル強化・オファリングサービス拡大・グローバル展開が加速する環境で、組織の成長と同じペースでキャリアの機会が広がる。

DXコンサルタント510名(FY2025有報)、ASEAN売上1,000億円目標・中計「Frontiers 2026」

新卒にとっては:入社後の配属先と専門領域の選択方法を採用選考で確認しておくとよい。

中途にとっては:希望するキャリア軸(コンサル・SaaS・グローバル)に応じた具体的なポジションを選考で詳しく確認することを推奨する。

暮らしとの両立

平均年収806.7万円(有報・単体)は情報サービス業の業界平均(約500〜550万円)を大きく上回る。男性育児休業取得率87.7%・女性管理職比率14.3%(前年比+1.2%向上)という指標が示すとおり、多様な働き方を支える制度が実際に機能している。平均勤続年数14.0年の高い定着率も、働きやすい環境の裏付けとなっている。

平均年収806.7万円・平均勤続14.0年・男性育休取得率87.7%・女性管理職比率14.3%(有報、2025年3月期)

新卒にとっては:初年度年収と昇給の仕組みは採用選考で確認するとよい。

中途にとっては:前職の専門性・経験に応じた処遇設定が期待できる。希望年収についても積極的に確認するとよい。

やりがい・貢献

金融インフラの安定・製造業のDX・医療機関のシステム近代化・ASEAN社会のデジタル化など、社会インフラと直結した仕事に関わる機会が多い。グループビジョン2032「社会に、多彩に、グローバルに」を掲げ、技術力を社会課題解決に直結させたい人に向いた環境。

グループビジョン2032・中計「Frontiers 2026」社会課題解決型サービス事業売上500億円超目標

こんな人に合っている

DXコンサルタントとして顧客の経営課題に深く関わりたい

DXコンサルタント510名体制という業界有数の規模で、金融・製造・公共など多様な産業の高度なDX案件を担う環境がある。

  • 有報・決算の記述と自分の志向を照らし、ミスマッチがないか確認する。
  • 選考や面談で配属・案件のイメージを具体的に確認する。

大手SI企業の安定性を持ちながらSaaS・プロダクト開発に挑みたい

オファリングサービスセグメントで自社SaaS・クラウドの開発に携われる、SI企業としては稀少なプロダクト開発のポジションがある。

  • 有報・決算の記述と自分の志向を照らし、ミスマッチがないか確認する。
  • 選考や面談で配属・案件のイメージを具体的に確認する。

ASEANをはじめとするグローバル展開に参画したい

ASEAN売上1,000億円目標に向けた東南アジア展開が本格化しており、グローバルキャリアを早期に築く機会が生まれている。

  • 有報・決算の記述と自分の志向を照らし、ミスマッチがないか確認する。
  • 選考や面談で配属・案件のイメージを具体的に確認する。

大組織の安定した基盤と高い処遇でキャリアを積みたい

平均年収806.7万円・平均勤続14年・連結21,765名という大手ITサービス企業としての安定性と高い処遇が特徴。

  • 有報・決算の記述と自分の志向を照らし、ミスマッチがないか確認する。
  • 選考や面談で配属・案件のイメージを具体的に確認する。

知っておいてほしいこと

大組織特有のプロジェクト進行スピードと意思決定構造

連結21,765名・グループ会社100社超の大組織であり、意思決定やプロジェクト推進のプロセスに大企業特有のスピード感がある。スタートアップ的な機動性を求める人よりも、大型案件を丁寧に推進したい人に向いている

実際の案件規模・開発プロセス・チームの自律性について採用選考で具体的に確認するとよい

戦略ドメインシフトの進捗と自分の配属先

受託SIから戦略ドメイン(DXコンサル・共創型)への移行は2024年度38%という現状から長期をかけて進行中。DXコンサル志向で入社しても、実際の業務がどの程度その方向かは配属先や時期によって異なる可能性がある

希望する専門領域(コンサル・SaaS・グローバル)への配属可能性と、現在の戦略ドメイン移行の実態を選考時に確認することを推奨する

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