目次
数字で見る比較
| 指標 | ベイカレント | TIS |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,161億円 | 5,717億円 |
| 営業利益率 | 36.7% | 12.1% |
| 営業利益成長率 | — | — |
| 従業員数 | 5,467名 | 21,765名 |
| 平均年齢 | 31.2歳 | 40.0歳 |
| 平均勤続年数 | 4.0年 | 14.0年 |
| 平均年収 | 1,350万円 | 807万円 |
| 売上成長率(会社の勢い) | — | — |
| 男性育休取得率 | 男性労働者の育児休業取得率:84.6% | 男性育児休業取得率 87.7%(正規雇用) |
| 有給取得率 or 離職率 | — | — |
ベイカレント・コンサルティングとTISは、企業のDX推進に携わる点で共通するが、アプローチと組織文化が対照的。ベイカレントは売上1,161億円・営業利益率36.7%の高収益コンサルファームで、5,467名の若手組織が戦略から実行まで支援する。TISは売上5,717億円・営業利益率12.1%の大手SIerで、21,765名の安定組織が金融・製造・公共のシステム基盤を支えながら、自社SaaS・ASEAN展開への転換を進める。
3行でわかる違い
事業規模
売上1,161億円・営業利益率36.7%・5,467名。戦略から実行まで一貫支援する総合コンサルティングファーム
売上5,717億円・営業利益率12.1%・21,765名。金融・製造・公共向けDX・クラウド・アウトソーシングを提供する大手SIer
高収益コンサルファーム vs 安定基盤の大手SIer
組織文化
平均年齢31.2歳・勤続4.0年・年収1,349万円。高回転型で複数業界の経営課題を短期集中で経験する環境
平均年齢40.0歳・勤続14.0年・年収807万円。長期定着型で特定領域の専門性を深掘りする安定した環境
高報酬・高回転コンサル vs 長期定着型SIer
3年後の方向
FY2029売上2,500億円(CAGR20%)を目指し、コアクライアント深耕とAI・DX実装でコンサル事業を急拡大
中計FY2026売上6,200億円・ASEAN1,000億円を目標に、自社SaaS・決済基盤・グローバル展開で高付加価値化
コンサル急拡大 vs SIの高付加価値化+グローバル展開
こんな人はベイカレント・コンサルティング
短期間で複数業界を経験したい人 年間複数プロジェクトで金融・製造・通信など業界横断の経営課題に取り組む。コアクライアント戦略で経営層との直接対話を通じて、業界知識と経営思考力を同時に磨ける環境がある。
高報酬環境で集中的に成長したい人 平均年収1,349万円・営業利益率36.7%の高収益体質が報酬に反映されている。平均勤続4.0年の高回転型組織で、短期集中でコンサルスキルを磨き次のキャリアに進む設計が一般的。
戦略から実行まで一貫して担いたい人(中途向け) 戦略立案だけでなく実行支援まで一気通貫で携わる点がベイカレントの特徴。経営課題の構想から実装・定着まで伴走し、実務レベルの成果創出経験を積める。
コンサル×テクノロジーのキャリアを築く人(中途向け) テクノロジー子会社設立によりデジタル変革の戦略策定から技術実装まで一貫支援する領域が拡大中。エンジニア出身者がコンサルティングに関わるハイブリッドキャリアが開かれている。
こんな人はTIS
安定基盤で社会インフラを支えたい人 金融・製造・公共の基幹システムを支える大手SIerとして、社会インフラの安定稼働に貢献できる。売上5,717億円・21,765名の規模感で、大規模プロジェクトのマネジメント経験を積める。
長期的に専門性を深掘りしたい人 平均勤続14.0年の安定組織で、DXコンサルティング・クラウド・決済基盤など特定技術領域のスペシャリストとして腰を据えてキャリアを築ける。DXコンサルタントはFY2025実績510名体制まで拡大済み。
ASEAN展開に携わりたい人(中途向け) 中期経営計画でASEAN売上1,000億円を目標に掲げ、グローバル展開を加速中。海外拠点での事業開発やシステム構築に携わるポジションが広がっている。
自社プロダクトの成長に関わりたい人 受託SI中心から自社SaaS・決済基盤など高付加価値プロダクトへの投資を拡大中。「受注型」から「社会価値創造型」へのビジネスモデル変革を推進する環境でプロダクト開発に携われる。
フィット判定の背景
ベイカレントは高報酬・高回転で短期集中的にコンサルスキルを磨きたい人に向く。TISは安定した大手SIer基盤で長期的に専門性を深掘りしつつ、ASEAN展開や自社プロダクトへの関与を求める人に向く。
キャリアで得られるもの
ベイカレント・コンサルティング
戦略から実行まで一貫して担うコンサルティング手法と、複数業界の経営層に対する課題解決提案力を短期間で身につけられる。コアクライアント戦略によるアカウント型ビジネス開発の経験は、事業会社の経営企画でも高く評価される。
FY2029売上2,500億円(CAGR20%)を目指す急成長フェーズで、コンサルタント数の継続的増加が中計KPIに設定されている。組織拡大に伴いマネジメント層のポジション創出が続いている。
テクノロジー子会社設立によりコンサル×テクノロジーのハイブリッド領域が拡大中。AI・DX実装支援の需要増に伴い、デジタルコンサルティングスキルは事業会社への転出時にも高い市場価値を持つ。
TIS
金融・製造・公共の基幹システム開発・運用を通じた大規模プロジェクトマネジメントスキルと、業界固有の業務知識を蓄積できる。DXコンサルタント510名体制への拡大でコンサルティング力も強化中。
中計「Frontiers 2026」でFY2026売上6,200億円を目標に、自社SaaS・決済基盤・ASEAN展開への投資を拡大中。従来のSI受託モデルから高付加価値ビジネスへの転換期で、新しいポジションが生まれている。
ASEAN売上1,000億円の目標のもとグローバル展開を加速しており、海外でのキャリア機会が拡大中。自社SaaSプロダクトの成長により、SIエンジニアからプロダクト開発へのキャリアシフトも支援されている。
事業と戦略の方向性
ベイカレントの向かう先
FY2029売上2,500億円(CAGR20%)を目指し、コアクライアント戦略による経営層との関係深化、AI・DX実装支援の拡充、コンサルタント採用・育成の3本柱でコンサルティング事業を急拡大する。テクノロジー子会社設立によりコンサル×技術領域も開拓中。
中期経営計画の重点テーマ:
- コアクライアント戦略: 既存クライアントの経営層との関係を深化させ、戦略から実行まで多面的に支援することで取引単価と継続性を高める
- AI・DX実装支援の拡充: テクノロジー子会社設立により、デジタル変革の戦略策定から技術実装まで一貫支援するコンサル×テクノロジー領域を強化
- 採用と人材育成の強化: コンサルタント数の継続的増加を中計KPIに設定し、稼働率80-90%維持と両立しながら組織を拡大
業績の勢い
FY2026 Q3累計売上1,059億円(+26.8%)。コアクライアント数増加と既存取引拡大が計画通りに進捗し、通期予想1,430億円に対して順調。
TISの向かう先
中計「Frontiers 2026」のもと、DXコンサルティング強化・自社SaaS拡大・ASEAN展開の3方向を同時推進し、FY2026売上6,200億円・営業利益率13.1%を目指す。受託SI中心から社会価値創造型ビジネスへの転換を加速。
業績の勢い
FY2025売上5,717億円・営業利益率12.1%を達成。DXコンサルタント510名体制が目標通り稼働中。ASEAN展開も順調に進捗。
新卒なら / 中途なら
新卒なら
ベイカレントは平均年齢31.2歳の若手中心で年収1,349万円。複数業界の経営課題に短期集中で取り組む環境。TISは21,765名の安定組織で金融・製造・公共の基幹システムを支える。自社SaaS・ASEAN展開という成長機会もある。
高報酬・高回転コンサルで経営思考力を磨くか、大手SIerの安定基盤で技術専門性を深掘りするか
確認のポイント:ベイカレントなら『新卒のプロジェクトアサイン方法と研修体制』、TISなら『配属先の事業領域と、DXコンサルタントへのキャリアパス』を確認したい
中途なら
ベイカレントはコアクライアント戦略で経営層との関係深化を推進中。前職の業界知識を活かしたアサインが期待できる。TISはDXコンサルティング強化と自社SaaS拡大を進めており、SI経験者が上流工程やプロダクト開発にシフトする機会がある。
業界知識を活かして高報酬コンサルで経営層に近づくか、大手SIerで自社プロダクトやASEAN展開に携わるか
確認のポイント:ベイカレントなら『前職経験を活かせるコアクライアント案件の有無』、TISなら『自社SaaS部門の規模と配属可能性、ASEAN拠点の駐在ポジション』を確認したい