目次
数字で見る比較
| 指標 | TIS | フューチャー |
|---|---|---|
| 売上高 | 5,717億円 | — |
| 営業利益率 | 12.1% | — |
| 営業利益成長率 | — | — |
| 従業員数 | 21,765名 | 3,499 |
| 平均年齢 | 40.0歳 | 36.5歳 |
| 平均勤続年数 | 14.0年 | 5.8年 |
| 平均年収 | 807万円 | 7,977,811円 |
| 売上成長率(会社の勢い) | — | — |
| 男性育休取得率 | 男性育児休業取得率 87.7%(正規雇用) | — |
| 有給取得率 or 離職率 | — | — |
TISとフューチャーは、企業のDX推進を支援するITサービス企業だが、事業規模とアプローチが異なる。TISは売上5,717億円・21,765名の大手SIerで、受託SI・SaaS・決済基盤・ASEAN展開の4軸で事業を推進する。フューチャーは売上699億円・営業利益率21.0%のITコンサルティングファームで、3,499名がIP製品とDXパートナーシップの二軸で高付加価値サービスを展開する。
3行でわかる違い
事業規模
売上5,717億円・営業利益率12.1%・21,765名。受託SI・SaaS・決済基盤・ASEANの4軸で展開する大手SIer
売上699億円・営業利益率21.0%・3,499名。IP製品とDXパートナーシップで高収益を実現するITコンサルファーム
安定基盤の大手SIer vs 高収益ITコンサルファーム
組織文化
平均年齢40.0歳・勤続14.0年・年収807万円。大手企業の基幹システムを支えながらDXコンサル型キャリアにも挑戦できる安定環境
平均年齢36.5歳・勤続5.8年・年収798万円。少数精鋭でクライアント経営層に直接提案するコンサル型組織
安定長期雇用の大手SIer vs 少数精鋭のコンサル型
3年後の方向
DXコンサル510名体制の強化と自社SaaS拡大、ASEAN売上1,000億円で社会価値創造型ビジネスへ転換を加速
次世代バンキングシステムの標準化とAI駆動開発で、受託型からDXパートナー型への転換を加速。年間600件体制を目標
SI×SaaS×ASEANの多軸成長 vs IP製品×DXパートナー転換
こんな人はTIS
安定基盤で長期的にキャリアを築きたい人 21,765名の大手SIer組織で、平均勤続14.0年の長期雇用環境。金融・製造・流通など産業別の専門性を深掘りしながら、DXコンサルやSaaS開発など複数のキャリアパスを選択できる。
DXコンサル型SIエンジニアを目指す人(中途向け) DXコンサルタント510名体制の拡充を推進中で、SIエンジニアがDXコンサルティングにキャリアシフトする道を組織的に整備。技術力とコンサルスキルの両方を身につけたい人に向く。
自社プロダクト開発に関わりたい人 受託モデルから自社SaaS・決済基盤への転換を推進中。自社プロダクトの企画・開発・運用に関わるポジションが拡大しており、プロダクト志向のエンジニアにも活躍の場がある。
海外で働く機会を求める人 ASEAN売上1,000億円を目標に海外拠点を拡充中。タイ・インドネシア・ベトナムなどのアジア新興国でのIT需要を取り込むプロジェクトに携わる機会が拡大している。
こんな人はフューチャー
経営層に直接提案するコンサルをしたい人 3,499名の少数精鋭組織で、クライアント企業の経営課題にITコンサルタントとして上流から関わる。受託型ではなくDXパートナーとして長期的な関係を構築する提案型のスタイル。
自社IP製品の開発・展開に関わりたい人 次世代バンキングシステムをはじめとする自社IP製品を開発・展開しており、受託開発だけでなくプロダクト開発の経験を積める。島根銀行で安定稼働を実現し、追加導入行も拡大中。
AI駆動の開発手法を身につけたい人 AI駆動開発プロセスを段階的に導入し、開発生産性と品質の向上を推進中。コンサルタントとエンジニアの両面でAI活用スキルを実務で磨ける環境が整備されつつある。
高利益率環境で裁量大きく働きたい人(中途向け) 営業利益率21.0%の高収益体質で、3,499名の組織ゆえに一人あたりの裁量が大きい。年間600件体制への拡大を目標に、成長フェーズの中で責任あるポジションを担いやすい。
フィット判定の背景
TISは大手SIerの安定基盤でDXコンサルやSaaS開発、海外展開など多様なキャリアパスを求める人に向く。フューチャーは少数精鋭のコンサル型組織で経営層に近い立場からIP製品×DXの高付加価値サービスを提供したい人に向く。
キャリアで得られるもの
TIS
金融・製造・流通の大手企業向け基幹システム構築で培われる業務知識とプロジェクトマネジメントスキルは、IT業界全体で汎用性が高い。DXコンサルティング経験は事業会社のIT部門幹部候補としても評価される。
DXコンサルタント510名体制の拡充と自社SaaS事業の拡大により、従来型SIエンジニア以外のキャリアパスが組織的に整備されつつある。ASEAN展開に伴う海外キャリアの機会も拡大中。
受託SI中心から自社プロダクト・SaaS・決済基盤への事業モデル転換を推進中。プロダクト開発やSaaS運用のスキルは、IT業界全体で市場価値が高まっている領域。
フューチャー
経営層への直接提案を通じて培われるITコンサルティング力と、自社IP製品の開発・導入経験は、事業会社のCTO・CIO候補やITベンチャーの経営幹部として評価される。技術と経営の両面を理解する希少人材になれる。
次世代バンキングシステムの導入行拡大とAI駆動開発の本格化により、年間200件体制から600件体制への3倍成長を計画。事業拡大に伴うリーダーポジションの創出が期待できる。
受託型からDXパートナー型への事業モデル転換を推進中。IP製品のライセンス収益とコンサルティングの組み合わせは、SaaS企業やプラットフォーム企業への転身にも活きるスキルセット。
事業と戦略の方向性
TISの向かう先
中計「Frontiers 2026」のもと、DXコンサルティング強化・自社SaaS拡大・ASEAN展開の3方向を同時推進し、FY2026売上6,200億円・営業利益率13.1%を目指す。受託SI中心から社会価値創造型ビジネスへの転換を加速。
業績の勢い
FY2025売上5,717億円・営業利益率12.1%を達成。DXコンサル体制の拡充とASEAN事業の成長が進み、自社SaaS・決済基盤事業も拡大中。
フューチャーの向かう先
IP製品の採用拡大とAI駆動開発プロセスで、受託型ベンダーから企業DXパートナーへの転換を加速。次世代バンキングシステムの導入行拡大を牽引役に、年間200件体制から600件体制への3倍スケールが成長のエンジン。
中期経営計画の重点テーマ:
- 次世代バンキングシステム標準化: 島根銀行で安定稼働を実現し、追加3行が導入中・1行が承認済み。IP製品として銀行業界での標準化を推進
- AI駆動開発プロセスの展開: AIを開発プロセスに段階的に導入し、開発生産性と品質を向上。コンサルタントとエンジニアのAI活用スキルを組織的に強化
- DXパートナー型への事業転換: 受託型の案件単位ビジネスから、中堅・大手企業の長期DXパートナーとして継続的に経営課題を支援するモデルへ転換
業績の勢い
ITコンサルティング&サービス事業は売上675億円(+10.9%)・営業利益163億円(+12.7%)と堅調。次世代バンキングは導入行の拡大が順調に進捗。
新卒なら / 中途なら
新卒なら
TISは21,765名の大手SIerで年収807万円。大手企業の基幹システムを支えながらDXコンサルやSaaS開発にも挑戦できる。フューチャーは3,499名の少数精鋭で営業利益率21.0%。経営層に直接提案するITコンサル型キャリアを築ける。
大手SIerの安定基盤で多様なキャリアパスを持つか、少数精鋭のITコンサルで経営層に近い立場から提案力を磨くか
確認のポイント:TISなら『配属先のセグメントとDXコンサル部門への異動可能性』、フューチャーなら『新卒のプロジェクトアサインとIP製品開発への関与機会』を確認したい
中途なら
TISはDXコンサル510名体制の拡充と自社SaaS・ASEAN事業を推進中で、SI経験者がコンサル型キャリアに転換する道が整備されつつある。フューチャーは次世代バンキングの導入拡大とAI駆動開発を進め、技術×経営の両面で活躍できる環境がある。
大手SIerでDXコンサルやSaaS・海外に軸足を移すか、少数精鋭のITコンサルでIP製品×DXの高付加価値領域に転身するか
確認のポイント:TISなら『DXコンサル部門の案件規模とASEAN赴任の可能性』、フューチャーなら『IP製品開発への関与度と、DXパートナー型案件の担当規模』を確認したい