企業比較

TIS vs シンプレクス

TISとシンプレクス・ホールディングスは、企業のDX推進を支援する情報サービス業だが、事業モデルと組織文化が対照的。TISは売上5,717億円・21,765名の大手SIerで、受託SI・SaaS・決済基盤・ASEAN展開の4軸で事業を推進する。シンプレクス・ホールディングスは売上474億円・営業利益率22.8%のBiz×Techファームで、1,560名が金融DXの高難度案件に一貫対応する。

TIS

売上高
5,717億円
従業員数
21,765名
平均年齢
40.0歳
平均年収
807万円

シンプレクス

売上高
474億円
従業員数
1,560名
平均年齢
35.1歳
平均年収
954万円

目次

数字で見る比較

指標TISシンプレクス
売上高5,717億円474億円
営業利益率12.1%22.8%
営業利益成長率
従業員数21,765名1,560名
平均年齢40.0歳35.1歳
平均勤続年数14.0年4.7年
平均年収807万円954万円
売上成長率(会社の勢い)
男性育休取得率男性育児休業取得率 87.7%(正規雇用)
有給取得率 or 離職率有給休暇取得率76.0%、従業員エンゲージメントサーベイは四半期ごとに4回実施・満足度73点(2025年3月期実績)

TISとシンプレクス・ホールディングスは、企業のDX推進を支援する情報サービス業だが、事業モデルと組織文化が対照的。TISは売上5,717億円・21,765名の大手SIerで、受託SI・SaaS・決済基盤・ASEAN展開の4軸で事業を推進する。シンプレクス・ホールディングスは売上474億円・営業利益率22.8%のBiz×Techファームで、1,560名が金融DXの高難度案件に一貫対応する。

3行でわかる違い

事業規模

売上5,717億円・営業利益率12.1%・21,765名。受託SI・SaaS・決済基盤・ASEANの4軸で展開する大手SIer

売上474億円・営業利益率22.8%・1,560名。金融DXを主軸にBiz×Tech一体型サービスを提供するコンサル×テック企業

安定基盤の大手SIer vs 金融DX特化のBiz×Techファーム

組織文化

平均年齢40.0歳・勤続14.0年・年収807万円。大手企業の基幹システムを支えながら多様なキャリアパスを選択できる安定環境

平均年齢35.1歳・勤続4.7年・年収954万円。少数精鋭で金融の高難度DX案件に戦略から実装まで一気通貫で取り組む環境

安定長期雇用の大手SIer vs 高報酬・少数精鋭の金融DX特化

3年後の方向

DXコンサル510名体制の強化と自社SaaS拡大、ASEAN売上1,000億円で社会価値創造型ビジネスへ転換を加速

金融Deep Diveと非金融Domain Expansionの二軸で事業拡大。2027年3月期売上600億円を目標に人材基盤を強化

SI×SaaS×ASEANの多軸成長 vs 金融深耕+非金融拡張

こんな人はTIS

安定基盤で長期的にキャリアを築きたい人 21,765名の大手SIer組織で、平均勤続14.0年の長期雇用環境。金融・製造・流通など産業別の専門性を深掘りしながら、DXコンサルやSaaS開発など複数のキャリアパスを選択できる。

DXコンサル型SIエンジニアを目指す人(中途向け) DXコンサルタント510名体制の拡充を推進中で、SIエンジニアがDXコンサルティングにキャリアシフトする道を組織的に整備。技術力とコンサルスキルの両方を身につけたい人に向く。

自社プロダクト開発に関わりたい人 受託モデルから自社SaaS・決済基盤への転換を推進中。自社プロダクトの企画・開発・運用に関わるポジションが拡大しており、プロダクト志向のエンジニアにも活躍の場がある。

海外で働く機会を求める人 ASEAN売上1,000億円を目標に海外拠点を拡充中。タイ・インドネシア・ベトナムなどのアジア新興国でのIT需要を取り込むプロジェクトに携わる機会が拡大している。

こんな人はシンプレクス・ホールディングス

金融DXの高難度案件に挑みたい人 キャピタルマーケット・保険・銀行など金融領域の高難度DX案件を中心に、戦略コンサルティングからシステム実装まで一貫して担う。金融DXスペシャリストとしての市場価値を短期間で高められる。

ビジネスと技術の両面を磨きたい人 Biz×Tech一体型の組織で、コンサルタントとエンジニアの垣根なく戦略から実装まで関わる。1,560名の少数精鋭環境で、ビジネス思考と技術力の両方を実務で鍛えられる。

高報酬環境で集中的に成長したい人 営業利益率22.8%・年収954万円の高収益体質が報酬に反映されている。平均勤続4.7年の環境で短期集中型のスキル獲得が一般的なキャリアパスになっている。

非金融DXコンサルへ領域を広げたい人(中途向け) 中計で非金融領域への展開を推進中。金融DXで培った高難度開発力を製造・流通などに展開する戦略コンサルティング案件が拡大しており、領域横断の経験を積める。

フィット判定の背景

TISは大手SIerの安定基盤でDXコンサルやSaaS、海外展開など多様なキャリアパスを求める人に向く。シンプレクス・ホールディングスは金融DXの高難度案件に少数精鋭で挑み、高報酬環境でBiz×Techの専門性を磨きたい人に向く。

キャリアで得られるもの

TIS

金融・製造・流通の大手企業向け基幹システム構築で培われる業務知識とプロジェクトマネジメントスキルは、IT業界全体で汎用性が高い。DXコンサルティング経験は事業会社のIT部門幹部候補としても評価される。

DXコンサルタント510名体制の拡充と自社SaaS事業の拡大により、従来型SIエンジニア以外のキャリアパスが組織的に整備されつつある。ASEAN展開に伴う海外キャリアの機会も拡大中。

受託SI中心から自社プロダクト・SaaS・決済基盤への事業モデル転換を推進中。プロダクト開発やSaaS運用のスキルは、IT業界全体で市場価値が高まっている領域。

シンプレクス・ホールディングス

金融機関の高難度DX案件を戦略から実装まで一貫して担う経験は、金融IT領域で希少価値が高い。Biz×Tech一体型のスキルセットは、事業会社のCTO候補やフィンテック企業の経営幹部としても評価される。

2027年3月期売上600億円を目標に、金融Deep Diveと非金融Domain Expansionの二軸で事業を拡大中。Biz×Tech人材基盤の組織的投資により、マネジメントポジションの創出が加速している。

金融DXで培った高難度開発力を非金融領域に展開する戦略は、ITコンサルティング市場での希少なポジショニング。DXコンサル×テクノロジーの複合スキルは転職市場での市場価値が高い。

事業と戦略の方向性

TISの向かう先

中計「Frontiers 2026」のもと、DXコンサルティング強化・自社SaaS拡大・ASEAN展開の3方向を同時推進し、FY2026売上6,200億円・営業利益率13.1%を目指す。受託SI中心から社会価値創造型ビジネスへの転換を加速。

業績の勢い

FY2025売上5,717億円・営業利益率12.1%を達成。DXコンサル体制の拡充とASEAN事業の成長が進み、自社SaaS・決済基盤事業も拡大中。

シンプレクスの向かう先

金融領域のDeep Dive(領域深耕)と非金融領域への事業拡張の二軸で成長を推進。Biz×Tech人材基盤への組織的投資を加速し、2027年3月期売上600億円の達成を目指す。戦略/DXコンサルティング機能の強化が事業拡張のエンジン。

中期経営計画の重点テーマ:

  • 金融領域の深耕: キャピタルマーケット・保険・銀行の高難度DX案件を拡大。既存顧客の大型システムモダナイズ案件が倍増予定
  • 非金融領域への事業拡張: 金融DXで培った高難度開発力を非金融領域に展開。戦略/DXコンサルティング機能を強化し、新たな業界に参入
  • Biz×Tech人材基盤の強化: ビジネスと技術の両面を担える人材の採用・育成に組織的投資を加速し、売上600億円を支える人材基盤を構築

業績の勢い

売上474億円・営業利益率22.8%と高収益を維持。金融Deep Dive案件の拡大と非金融Domain Expansion案件の立ち上がりが並行して進捗。

新卒なら / 中途なら

新卒なら

TISは21,765名の大手SIerで年収807万円。大手企業の基幹システムを支えながらDXコンサルやSaaS開発、ASEAN展開にも挑戦できる。シンプレクス・ホールディングスは1,560名の少数精鋭で年収954万円。金融DXの高難度案件に戦略から実装まで一気通貫で取り組む。

大手SIerの安定基盤で多様なキャリアパスを持つか、少数精鋭の金融DXファームで高報酬環境を選ぶか

確認のポイント:TISなら『配属先のセグメントとDXコンサル部門への異動可能性』、シンプレクス・ホールディングスなら『新卒の初期配属領域と金融DX案件への参画タイミング』を確認したい

中途なら

TISはDXコンサル510名体制の拡充と自社SaaS・ASEAN事業を推進中で、SI経験者がコンサル型キャリアに転換する道が整備されつつある。シンプレクス・ホールディングスは金融Deep Diveの大型案件拡大と非金融拡張で、金融IT経験者やDXコンサル経験者の活躍の場が広がっている。

大手SIerでDXコンサルやSaaS・海外に軸足を移すか、高報酬の金融DXファームでBiz×Techの専門家として成長するか

確認のポイント:TISなら『DXコンサル部門の案件規模とASEAN赴任の可能性』、シンプレクス・ホールディングスなら『Deep Diveと非金融拡張のどちらにアサインされるか』を確認したい

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