企業比較

SHIFT vs TIS

SHIFTとTISは、ともにIT業界の中核を担うが事業モデルと成長戦略が対照的な2社。SHIFTはソフトウェアテスト・品質保証を起点にM&Aで38社を取り込み、SHIFT3000戦略で売上3,000億円を目指す急成長型テック企業。TISはオファリングサービス・金融IT・産業ITの5セグメントで売上5,716億円を達成し、社会課題解決型の共創ビジネスとASEAN展開を推進する独立系大手SIer。

SHIFT

売上高
従業員数
11,688 employees (Consolidated, as of August 31, 2025; including 1,978 temporary workers on average)
平均年齢
38.0 years old
平均年収
6,849 thousand yen (includes bonuses)

TIS

売上高
5,717億円
従業員数
21,765名
平均年齢
40.0歳
平均年収
807万円

目次

数字で見る比較

指標SHIFTTIS
売上高5,717億円
営業利益率12.1%
営業利益成長率
従業員数11,688 employees (Consolidated, as of August 31, 2025; including 1,978 temporary workers on average)21,765名
平均年齢38.0 years old40.0歳
平均勤続年数3.2 years14.0年
平均年収6,849 thousand yen (includes bonuses)807万円
売上成長率(会社の勢い)
男性育休取得率男性育児休業取得率 87.7%(正規雇用)
有給取得率 or 離職率

SHIFTとTISは、ともにIT業界の中核を担うが事業モデルと成長戦略が対照的な2社。SHIFTはソフトウェアテスト・品質保証を起点にM&Aで38社を取り込み、SHIFT3000戦略で売上3,000億円を目指す急成長型テック企業。TISはオファリングサービス・金融IT・産業ITの5セグメントで売上5,716億円を達成し、社会課題解決型の共創ビジネスとASEAN展開を推進する独立系大手SIer。

3行でわかる違い

事業規模

売上129.8億円・連結11,688名。テスト・品質保証を軸にM&A(38社)で事業領域を拡張する成長型テック企業

売上5,716億円・連結49子会社+60持分法適用会社。金融IT・産業IT・BPMの5セグメントを持つ独立系大手SIer

テスト専業から急拡大するテック企業 vs 独立系の大手総合SIer

組織文化

平均年齢38.0歳・勤続3.2年・年収685万円。CAT検定でテスト専門性を体系化し、成果主義の実力評価環境を構築

平均年齢40.0歳・勤続14.0年・年収807万円。DXコンサルタント育成やASEAN展開機会など、長期在籍で専門性を深められる環境

高回転の成果主義テスト組織 vs 長期定着型の独立系SIer

3年後の方向

SHIFT3000戦略でM&A標準化とCIOリレーション構築を加速。テスト→開発→コンサルの統合型サービスへの転換を推進

社会イノベーションサービスの拡大とASEAN展開を中心に、IT受託開発から共創型ビジネスモデルへの転換を目指す

M&A主導の急拡大路線 vs 共創・グローバル化の安定成長

こんな人はSHIFT

テスト品質保証を起点に幅広く挑戦したい SHIFTではCAT検定で体系的にテスト専門性を習得し、そこから開発やコンサルティングへキャリアを広げられる。テスト→開発→コンサルの統合型サービスへの転換期にあり、未経験領域への挑戦機会が豊富にある。

急成長企業で組織づくりに関わりたい(中途向け) 連結11,688名でありながら平均勤続3.2年と人の入れ替わりが活発。M&Aで38社を取り込む過程でPMIや新規事業立ち上げなど、成長企業特有のポジションが次々と生まれている。

実力主義で早期にキャリアアップしたい 平均年齢38.0歳・勤続3.2年の組織は年功序列とは無縁で、テスト領域の専門性や顧客対応力がそのまま評価に直結する。若手でもプロジェクトリーダーや事業責任者を任される文化がある。

M&A統合の実務経験を積みたい(中途向け) SHIFT3000戦略のもと38社のグループ会社を運営するSHIFTでは、買収後の統合プロセスやポートフォリオ最適化に当事者として携われる。コンサルファームでは得にくい実践的なPMI経験が積める。

こんな人はTIS

大手SIerで金融・産業ITの専門性を磨きたい TISは金融IT・産業IT・BPMの5セグメントで5,716億円の売上を持ち、銀行の基幹システムから製造業のDXまで大規模案件を手がける。特定業界での深い専門性を長期的に蓄積できる環境がある。

共創型ビジネスで社会課題解決に関わりたい TISは社会イノベーションサービスやコ・クリエーションビジネスを戦略ドメインに据え、顧客との共創で新市場を創造する方針を掲げている。受託開発にとどまらないビジネス企画力を養える。

安定環境でじっくりスキルを積み上げたい 平均勤続14.0年・年収807万円の水準は独立系SIerのなかでもトップクラス。DXコンサルタント育成プログラムや専門領域ごとのキャリアパスが整備されており、段階的にスキルアップできる。

ASEANなどグローバル案件に挑戦したい(中途向け) TISはASEAN展開を成長戦略の柱に据えており、海外プロジェクト機会が拡大中。独立系のため親会社の制約なく、自社判断でグローバル展開を推進できる点が商社系SIerとの違い。

キャリアで得られるもの

SHIFT

テスト・品質保証の専門性をCAT検定で体系化し、開発やコンサルティングに広げる統合スキルを習得できる。テストから入って全工程を見渡せるエンジニアになるキャリアパスはSHIFT独自のもの。

38社のM&A統合を進める過程で、PMI・組織設計・サービス標準化など成長企業特有のスキルを実践的に習得できる。年功ではなく成果で評価される環境で早期にマネジメント経験を積める。

SHIFT3000戦略で売上3,000億円を目指す成長フェーズにあり、事業拡大に伴うポジション増加が期待できる。テスト専門企業から総合テック企業への転換期に変革リーダーとしての実績を積める。

TIS

金融IT・産業IT・BPMの5セグメントにまたがる大規模プロジェクトを通じて、エンタープライズSIの設計・構築・運用の専門知識を深く習得できる。DXコンサルタント育成プログラムで体系的にスキルを磨ける。

平均勤続14年の長期定着環境で、オファリングサービスや社会イノベーションなど自社投資型ビジネスの企画から実行まで関われる。独立系ならではの意思決定の速さで新規事業に携わる機会がある。

社会課題解決型ビジネスの拡大とASEAN展開を中心に成長機会が広がっている。受託開発から共創型モデルへの転換期に参画することで、ビジネスプロデューサーとしてのキャリアを構築できる。

事業と戦略の方向性

SHIFTの向かう先

テスト・品質保証を軸にM&Aと顧客深耕を並行推進し、SHIFT3000戦略で売上3,000億円を長期目標に掲げる。CIOリレーション構築でテスト→開発→コンサルの統合型サービスへの転換を加速。38社のグループ会社を束ねるポートフォリオ経営で事業領域を急拡大している。

中期経営計画の重点テーマ:

  • テスト・品質保証の標準化: CAT検定による人材育成とテスト自動化で品質保証の専門性を均一化。テストエンジニアを体系的に育成する仕組みを構築。
  • CIOリレーション構築: テスト担当者ではなくCIO層と直接つながる営業体制を構築。品質パートナーとしてのポジション獲得を狙う。
  • M&A統合の標準化: 38社の子会社PMIプロセスを標準化し、テスト以外の隣接サービスへの拡張サイクルを加速する。

業績の勢い

FY2025で売上+17.2%・経常利益+41.3%を達成。利益成長が売上成長を大きく上回り、収益構造の改善が進んでいる。

TISの向かう先

IT受託開発から社会課題解決型の共創ビジネスへ転換を推進。オファリングサービス・金融IT・産業ITの5セグメントを基盤に、社会イノベーションサービスとASEAN展開で新たな成長領域を開拓。独立系の強みを活かした自社投資型ビジネスの拡大を目指す。

業績の勢い

FY2025で売上5,716億円・営業利益率12.1%を達成。オファリングサービスと金融ITが堅調に推移している。

新卒なら / 中途なら

新卒なら

SHIFTは未経験採用を積極的に行い、CAT検定でテストエンジニアの基礎を体系的に習得できる。11,688名の組織で案件数も豊富なため、多様な業界のシステムに触れながら品質保証の全体像を学べる。TISはオファリングサービス・金融IT・産業ITなど5つのセグメントのいずれかに配属され、大規模プロジェクトのメンバーとして基礎を固められる。DXコンサルタント育成プログラムが整備されており、段階的に専門性を高める環境がある。

テスト専門性から幅広く挑戦する成長環境か、大手SIerで業界特化の専門性をじっくり磨くか

確認のポイント:SHIFTなら『新卒配属先(テスト・開発・コンサル)と1年目の育成プログラム』、TISなら『配属セグメントの決定プロセスとDXコンサルタント育成への参加時期』を確認したい

中途なら

SHIFTはSHIFT3000戦略のもとM&A統合・CIO開拓・事業企画などテスト以外のポジションも拡大中。38社の子会社統合フェーズに参画すれば、PMI経験やBizDev経験を積める。勤続3.2年の流動的な環境で即戦力として活躍できるが、長期キャリアパスは自分で設計する必要がある。TISは金融IT・産業ITなど特定業界での深い専門性を活かしたポジションが中心。平均勤続14年の安定環境で、ASEAN展開や社会イノベーション領域での新規事業にも関われる。

M&A主導の急成長企業で組織構築の当事者になるか、独立系大手SIerで業界専門性とグローバル展開に携わるか

確認のポイント:SHIFTなら『M&A統合後の組織体制とテスト以外の事業への異動実績』、TISなら『中途入社者のマネジメント登用実績とASEAN案件への参画可能性』を確認したい

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